夢をよく見る人の特徴!
ある人は月に一度夢を見るかどうかという程度なのに、なぜ毎日夢を見る人がいるのでしょうか?今日はNightly(ナイトリー)と一緒に、夢をよく見る人の特徴について探ってみましょう。
「夢をよく見る」=実は「よく覚えている」
昨日も夢を見ましたか?しかも、いくつ見たかまで覚えていますか?
夢は、眠りが浅かったり、夜中に何度も目が覚める人ほどよく見る(=覚えている)傾向があります。
小さな音でも目が覚めてしまうほど敏感な方は、夢をよく覚えている人です。
実は、誰でも、似た時間だけ夢を見ているのですが、浅い眠りが長かったり途中で目が覚めたりすると、その夢を記憶できるのです。
もし毎日のように夢を見ると感じるなら、不眠症や睡眠時無呼吸症候群など、睡眠障害がある可能性もあります。
つまり、睡眠の質が悪いと、夢をよく見るようになるのです。
なぜ私たちは夢を見るの? 夢を見る科学的な理由
睡眠の段階と夢の関係
睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分かれています。そして、夢を見るのは「レム睡眠」のときです。
レム睡眠は浅い眠りの時間で、身体が落ち着き、現実との境目が曖昧になっていきます。
このとき、脳は日中の経験や感情をベースに夢を作り出します。
また、レム睡眠の後に深いノンレム睡眠で目覚めた場合、夢を見たこと自体を忘れてしまうことがあります。
ある研究では、「夢を見ない」と答えた人をレム睡眠中に起こしてみたところ、「夢を見ていた」と答えたという報告もあります。
つまり、すべての人が夢を見ているのです。レム睡眠中に目覚めたり、レム睡眠の時間が長く深い眠りが取れていないと、夢を覚えていられるのです。
急に夢をよく見るようになった理由
7時間眠った場合、レム睡眠は約1時間30分程度です。
もし「最近やたら夢を見るな」と感じたら、レム睡眠の時間が増えている可能性があります。
または、レム睡眠が頻繁に繰り返されているのかもしれません。
ストレスやうつ病などの精神的な問題があると、脳や交感神経が夜間でも覚醒しやすくなり、夢を覚えやすくなります。
また、寝る2〜3時間前に刺激の強いメディアを見たり、コーヒーやお酒を飲んだり、激しい運動をしたりすると、睡眠の質が落ちて夢をよく見るようになる可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群がある人も夢をよく見る傾向があります。これは、睡眠中に呼吸が20秒〜1分以上止まる障害です。
また、夢の中の行動を実際に取ってしまう「レム睡眠行動障害」がある人も夢をはっきり覚えていることがあります。
これらの障害は、レム睡眠中に人を目覚めさせるため、夢の記憶が残るのです。
「夢を見なかった=ぐっすり眠れた」?
先ほども述べたように、夢は誰でも見ていますが、覚えていないだけです。
ただし、夢の内容がぼんやりしていたり、起きてすぐに忘れてしまうと、夢を見ていないと感じてしまいます。
科学的には、レム睡眠中に夢が長期記憶に保存されなかったり、深い眠りの割合が高くレム睡眠が短かったりすると、夢を覚えていられないとされています。
悪夢を見る理由
なぜ悪夢を見るのか?
睡眠障害や強いストレスを抱えていると、悪夢を見ることがあります。
夢をよく見る理由と同じく、睡眠の質が低下すると悪夢が増える傾向にあります。
私たちの体はストレスや体調の変化に非常に敏感だからです。
また、夢は現実の体験や感情を反映するため、心理的に不安定な状態であれば、悪い夢を見ることも多くなります。
最も効果的な対処法は、就寝前にストレッチや瞑想を行って、心を落ち着かせることです。
健康状態によって変わる悪夢の種類
夢の種類は、精神的な健康と深く関係しています。
脳の疲れや機能低下があると(例:認知症やパーキンソン病)、攻撃されたり追いかけられたりする夢を見やすくなります。
また、繰り返し不快な夢を見ている場合は、何らかの睡眠障害が隠れている可能性もあります。
睡眠中に血圧が上がったり、不整脈があると、繰り返し嫌な夢を見る傾向があります。
さらに、「金縛り」のような夢を見る理由は、睡眠中のホルモン分泌がうまくいかず、身体の感覚が鈍っているからです。
重い枕や布団に押されていたり、横向きで一方の腕を下敷きにしていたりすると、金縛りの夢を見ることがあります。
「夢を見ずにぐっすり眠りたい!」
朝に夢を覚えていないようにするには、「睡眠の質」を上げることが大切です。
深い眠りを長くとり、レム睡眠を短くするのがポイントです。以下の3つの方法が最も効果的です。
- 睡眠リズムを規則正しく保つ
- 就寝前に刺激物や激しい運動を避ける
- Nightly(ナイトリー)を使って、睡眠の質を高める
Nightly(ナイトリー)は、モノラルビートを通じて、あなたの睡眠をより深く、質の高いものへ導きます。あなたがもっと深く眠り、爽やかな朝を迎えられるよう、Nightly(ナイトリー)はいつでもそばでサポートさせていただきます。