寝ている途中で鼻づまりで目が覚めたことはありませんか?単なる風邪による一時的な鼻づまりかもしれませんが、深刻な睡眠時無呼吸症候群である可能性もあります。
今回は、睡眠の質を下げるだけでなく、深刻な呼吸障害を引き起こす可能性のある「睡眠時無呼吸症候群」についてご紹介します。原因から解決方法、予防法まで詳しくお伝えします。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に鼻づまりが起こる現象を指します。鼻づまりとはその名の通り、鼻が詰まって呼吸がスムーズにできない状態を意味します。
起きているときの鼻づまりは風邪や鼻炎によることが多いですが、睡眠中に起こる鼻づまりは、睡眠時無呼吸症候群が原因であることが多く、さまざまな要因を持つ上に、睡眠の質を大きく低下させる深刻な睡眠障害へと繋がることもあります。¹
睡眠中の鼻づまり=睡眠時無呼吸症候群の原因とは?
1. アレルギーまたは鼻炎
睡眠時無呼吸症候群の原因として多いのが、アレルギーや鼻炎です。副鼻腔炎(蓄膿症)を患っている場合、鼻の中の炎症反応が止まらず、膿が溜まってしまいます。この病気のために慢性的な鼻づまりに悩まされている方も多いです。²
春や夏には花粉やホコリが多く、アレルギー性鼻炎の可能性も高まります。こうした症状は一年中続くこともあり、継続的なケアが必要です。
2. 鼻の構造的問題
また、鼻の構造に問題がある場合も鼻づまりを引き起こします。深刻なケースでは「鼻中隔湾曲症」と呼ばれ、手術が必要になることもあります。この点は専門医の相談が必要です。
鼻づまりでこんな症状まで?
1. 睡眠中および日常生活での呼吸困難
鼻づまりが睡眠中に起こると、長いと1〜2分間呼吸が止まることもあります。日常生活でも鼻呼吸が難しくなり、呼吸困難や頭の圧迫感から頭痛を感じることがあります。
2. 頻繁な咳
鼻で呼吸できないため、自然と口呼吸になり、その過程で喉が乾燥して頻繁な咳が出るようになります。³
鼻づまりから解放されるには? 解決方法まとめ!
日常生活に支障をきたす鼻づまりの対処法としては、大きく分けて薬物療法と生活習慣の改善があります。
1. 薬物療法
薬物療法としては、体を落ち着かせる抗ヒスタミン剤や、鼻の通りをよくするスプレーなどが用いられます。
2. 生活習慣の改善
鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群は、間違った生活習慣が原因である場合も多く、習慣の見直しも重要です。
特に、室内の湿度が低かったり、体内の水分が不足していると、鼻づまりが起きやすくなります。加湿と十分な水分補給を心がけましょう。
また、睡眠時無呼吸症候群を防ぐために、寝具をこまめに洗濯するのが効果的です。寝具を長期間洗わずにいると、ハウスダストやダニが繁殖し、アレルギー性鼻炎を引き起こす可能性があります。⁴
鼻づまりは日常生活を不便にし、深刻な場合は睡眠障害である「睡眠時無呼吸症候群」へと繋がることもあります。
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