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眠っている間の寝汗が気になる方へ

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寝汗が気になる方へ

気温が高くなるにつれて、寝ている間にたくさん汗をかくという声が増えてきます。蒸し暑い夜にびっしょり汗をかいて目が覚めたとき、「ただ暑いだけだろう」と思いながらも、どこか体の不調ではないかと気になる方もいるのではないでしょうか。では、こうした寝汗はなぜ起こるのでしょうか。そして、どのように向き合えばよいのでしょうか。汗をかくこと自体は、体温を調整するための自然な働きです。ただし、眠っている間に過剰な発汗が続くと、睡眠が浅くなったり、途中で目が覚めやすくなったりすることがあります。その結果、十分に休めた感覚が得られにくくなることもあります。

今回はナイトリーが、睡眠中に大量の汗をかいてしまう主な理由について、わかりやすくご紹介します。¹

なぜ汗が出るのでしょうか?

私たちの体が汗をかくのは、体温を一定に保とうとする調節機能が働くためです。気温や湿度が高い環境にさらされると、体内にこもった熱を外へ逃がし、体温を下げようとして発汗が促されます。汗腺でつくられた汗は皮膚の表面に分泌され、その後蒸発します。この蒸発の過程で熱が奪われることで、体温が下がる仕組みです。

こうした体温調節は、暑い天候のときや強度の高い運動を行った際にみられる、ごく自然な生理反応といえます。²

睡眠中に体温を調整するために発汗している様子


2つ目に、発汗の背景には、身体的な疾患や医学的要因が関与している場合もあります。特に夜間に大量の汗をかく「夜間多汗」は、白血病やリンパ腫などの血液系の疾患、あるいは低血糖などが疑われることもあります。そのほか、過度な発汗は、多汗症や甲状腺機能の異常、更年期などの医学的要因と関連している可能性があります。

まず多汗症とは、神経伝達の過敏な反応により、手のひらや足の裏、脇の下など特定の部位に過剰な汗が分泌される状態を指します。次に甲状腺機能の異常では、代謝が過度に亢進することで発汗量が増えることがあります。 さらに更年期には、女性ホルモンの変動に伴って発汗が起こりやすくなることが知られています。汗が出る理由は、体温調節といった生理的な反応によるものから、何らかの疾患が関係しているケースまでさまざまで、その原因や程度には個人差があります。日常生活の中で発汗が過度にみられる場合は、睡眠の質に影響することもあります。気になる症状が続くときは、医療機関で相談し、原因を確認したうえで適切に対応することが大切です。

寝汗の原因とは?夜間多汗を引き起こす要因

眠っている間に過度な発汗がみられる「夜間多汗」の場合、まずは室温や湿度が高すぎないかといった環境要因を確認することが大切です。そのうえで、必要に応じて身体的な要因の可能性も考慮する必要があります。

以下に、就寝中に汗をかく主な理由を三つ挙げます。

まず1つ目に挙げられるのは、睡眠時無呼吸症候群です。睡眠中に呼吸が一時的に止まると、血中の酸素飽和度が低下し、身体はそれを危険な状態として認識します。その結果、自律神経が刺激され、発汗が増えることがあります。いびきをかく方が睡眠中に呼吸を止めている場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性を考える必要があります。特に肥満傾向のある方では気道が狭くなりやすく、呼吸がさらに困難となるため、症状が長引くこともあります。睡眠時無呼吸症候群は「いびきを多くかく人にみられるもの」と捉えられがちですが、夜間多汗がみられる場合にも疑われることがあります。

睡眠時無呼吸の影響で発汗している様子


このような現象の主な原因の一つとして挙げられるのが、ストレスです。神経系やホルモンバランスに影響を及ぼし、その結果として発汗が増えることがあります。

2つ目に考えられるのが、不安障害です。不安障害がある場合、交感神経が過度に活性化し、冷や汗や息切れ、めまい、動悸など、さまざまな症状が現れることがあります。特にパニック障害のある方では、夜間に突然パニック発作が起こり、強い発汗を伴うことがあります。ただし、この場合は「このまま死んでしまうのではないか」と感じるほどの強い恐怖感を伴う点が特徴であり、一般的な夜間多汗とは症状の性質が異なります。⁴

3つ目に考えられるのが、甲状腺機能亢進症をはじめとする甲状腺の病気です。甲状腺は体の代謝をコントロールする重要な器官で、この働きが過剰になると体が常に活動的な状態になります。その結果、汗をかきやすくなったり、暑さに敏感になったりすることがあります。あわせて、動悸や体重の減少、疲れやすさなどがみられる場合もあります。

夜間多汗が続く場合は、自己判断せずに医師へ相談し、原因を確認することが大切です。背景に何らかの疾患が隠れている可能性もあるため、症状が気になるときは早めの受診を検討しましょう。原因を明らかにし、適切な対応や治療につなげることで、日常生活への影響を抑えることができます。早期発見と継続的な管理が、健やかな生活を支える鍵となります。

睡眠をより良いものにするために、ナイトリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

ナイトリーは、一人ひとりの状態に合わせたパーソナライズド・モノラルビートを提供し、眠りの質をさらに高めるサポートを行います。モノラルビートが、深い眠りをより安定して、そしてより長く保てるよう後押しします。

十分に休めていないと感じる日こそ、ナイトリーとともに心地よい眠りを目指してみてください。

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